曳家について

曳家(ひきや)という言葉を聞き慣れない人は多いかもしれません。
曳家とは家屋を移動させたり、家屋を回転させたり、家屋を持ち上げたりすることです。
元をたどれば紀元前にエジプトのピラミッド建設で利用された、古くからの技術なのです。
それに最新の機械を導入し、万全の体制で工事を行います。

曳家の工法

持ち上げる。

建物を持ち上げることができます。
建物の基礎を修繕したり、高地へ移動する際に行います。湿気を避けるために行うことも多いです。湿気から建物を守るのは、家を長持ちさせるためにもとても重要なことです。建物を既存の建物の上に設置し、二階建てにするということも可能です。二階ができるということで住空間も広がりますし、一階をピロティにすることで駐車スペースを確保することもできます。

移動する。

建物をそのまま移動させます。
敷地内ではない、離れた場所へも可能です。曳家工事は、家に住んだままの状態で行えます。家具などを外に出す必要もありません。もちろん、離れや小屋だけの移動も可能です。建て替えの際に行う方が多いようです。母屋に離れを近づけたりなどをすると生活の利便性も高まります。

回転する。

建物を回転させます。
家相の改善や、居間などの日当たりを良くしたりできます。
窓から見える景色も変わり、新鮮な気分を味わえるかと思います。

曳家工事の価格について

一般的な建直しと比べ約1/3程度です。建物の構造、周囲の状況、地盤や移動距離などにより異なりますので、お見積りいたします。
一般住宅の基本単価は1平方メートル当たり18,000円位です。まずはお気軽にご利用ください。

こんな時はご相談ください。

  • ■ 道路拡幅、区画整理に伴う移転の必要がある。
  • ■ 建造物等の保存、修繕がしたい。
  • ■ 増改築したいが、スペースが足りない土地をもっと有効に活用したい。
  • ■ 地盤が悪く建物が傾いたので修正したい。
  • ■ 土地が低く、水はけが悪い。
  • ■ シロアリ被害などで、土台・柱を交換したい。
  • ■ 日当たりが悪いので向きを変えたい。